第1章. 定義("プロのように話す")

キャッチ(Catch)
フリッパーを上げた状態にして、そのフリッパーとリターンレーン下部によって形成されるV字型にボールをホールドすること。
ドレイン(Drain)
ボールを失うこと。
ストローク終端スイッチ(End of Stroke Switch) (略語 EOSS)
電流が強すぎるのでコイル部分をショートアウトする旧式のフリッパーメカニズムの一部(第11章参照)。
フリッパーコイル(Flipper Coil)
フリッパーを上げるためのメカニズム(第11章参照)。
ハビットレール(Habitrail)
ボールを移動させるためにプレイフィールド上部で使用されるワイヤーガイドに関してrec.games.pinballで与えた名前。
インレーン(Inlane)
マシン下部近くにある、ボールがフリッパーに戻る2つのレーン。 リターンレーンとも呼ばれる。
ライル(Lyle [tm])
メンテナンスしないゲームセンターあるいはそのゲームセンターのオーナー/オペレーターを表すrec.games.pinballで使用される用語。 一般にアーケードについての怒りを示したときに作られた。
アウトホール(Outhole)
落ちたボールが行くフリッパー下部の領域。
アウトレーン(Outlane)
マシン下部近くにある、アウトホールに導く2つのレーン。
r.g.p
rec.games.pinballの略語。我々の第二の家。
SDTM
ど真ん中速攻落ち(Straight Down The Middle)の頭文字
スラム(Slam)
ティルトの一種で、通常コインドアを強く叩いたり、マシンを持ち上げて落としたり、キャビネットの下部を強く打ったり、バックキャビネットを叩いたりすると起こる。即座にゲームが完全に失われる(特に古いマシンではクレジットも失われる)。マッチもイニシャル登録もない。ティルト参照。
スリングショット(Slingshot)
フリッパーのすぐ上にある2つの三角形のもの。ボールがそれに当たると反対側に飛んでいく。
ソレノイド(Solenoid)
内部にコイルと磁石を持つコイルで、フリッパーやキッカーで使用される。コイルが反応すると、逆方向の磁力が発生し、内部のものを移動させる。
ティルト(Tilt)
強く揺らすと起こるもの。マシンの不正状態を検知するために3つのメカニズムがある。1つ目は、単に、金属リングの内部にぶら下がる円錐形の振り子である。マシンをナッジングすると振り子が揺れる。それがリングに触れるとティルトになる。新しいマシンでは実際にティルトになる前に、何回か"ティルト注意(tilt warning)"を出すように設定することができる。この種のティルトはボールインプレイとそのボールに関して蓄積したボーナススコアの消失を即座に引き起こす。

2つ目は"ボールロール"ティルトである。これは金属レールにボールが乗っていて、レールはプレイフィールドと同じ方向に傾けられている。ボールは通常レールの下部にあり、レールの最上部にセンサーがある。マシンの前側をかなり持ち上げると、ボールがころがりセンサーに接触する。即座に、自動的にティルトになる。ティルト注意はない。大多数のマシンがスラムティルトになる。

最後は、コインドアやプレイフィールドのガラスのような場所に対する、プレイヤーの不正に対処するように設置される複数のインパクトセンサーである。これらのセンサーを反応させるくらい強くこれらの場所に衝撃を加えると、スラムティルトを引き起こす。