古いマシン(Addams Family以前)では、フリッパーボタンを押すと、フリッパーコイルにだけ電流が流れ、強い力でフリッパーを上げるための高い磁力が発生する。フリッパーが完全に上がると、EOSSが開き、電流はコイル全体を流れる。これはコイルを焼き付けないでフリッパーを上げた状態にするための低い磁力を作る(高い電流はコイルをわずかな時間だけ流れる)。新しいウイリアムスのマシンは高いパワーと低いパワーの2つのコイルを使用し、高いパワーのコイルをオフにするためにEOSSを使用する。EOSSが壊れると、フリッパーはデータイーストのものと同じタイミング設定で動作するようになる。ウイリアムスはこの設定を"FlipTronic II"と呼んでいる。r.g.p.における一般的な意見は、ウイリアムス/バリーのフリッパーがプレイするには一番良いというものである(伝統的な"ウイリアムスのフィーリング"でプレイ)。
Jurassic Park以前では、50ボルトDCと8ボルトDCの2つの電流の入力があり、EOSSはない。フリッパーボタンを押すと、高い方の電流がフリッパーを活性化し、それからフリッパーを上げたままにするために、タイマーが低い方の電流にスイッチする。この設定は"ソリッドステートフリッパー(Solid State Flipper)"と言う。新しいデータイーストのフリッパーは古いウイリアムスのフリッパーに似た設定を使用していると思われる。[誰か詳しい人はいませんか?]
System 80のマシン(70年代後半から現在まで?)はEOSSとコイル1個を使用している。コイルへは3つの入力と、外側の2つに通じるダイオードがある。ダイオードはコイルが生成した磁力をコイルが力を無くしたときに素早く消失させる手助けをするためにある。これは消耗とフリッパーの戻り時間を減らす。
わたしは1つも見たことがない。誰かこれに関して情報を持っていませんか? わたしが聞いたところでは、フリッパーは強く...ボールをかなり速く移動させるためボールをコントロールすることが難しいらしい。
クレジット数の後ろにピリオドがある場合(すなわち、"CREDITS 0" でなく "CREDITS 0.")、これはゲームの自己診断機能が問題を発見したことを意味する。通常、これはボールがどこかにいってしまっているか、約30ボールプレイにおいてスイッチが反応していないためそのスイッチが壊れていると判断していることを意味する。キャビネットドアを開けたりENTERボタンを押す以外に、これ以上の情報を見い出す方法はない。(注意: いくつかの初期のウイリアムスのマシンはクレジット数の後ではなく、プレイヤー1のスコアの後にピリオドを点けるものもある)。ところで、ウイリアムス/バリーのマシンは、スイッチ故障の埋め合わせにおいてずばぬけて良いが、これは両刃の剣であり、オペレーターを怠慢にさせる傾向がある。
スタートボタンの下に問題を指示する2つのライト (緑と赤) がある。赤ライト点灯は、バンパーが死んでいるなどのゲームプレイ可能であるスイッチ故障を示す。赤ライト点滅は、プランジャーのソレノイドが動かないというような重大な故障を示す。緑ライトの点灯/点滅は、それぞれ、オペレーターがカウンターをリセットしてから1500および3000ゲーム経過したことを示す。これは、オペレーターにメンテナンスする時間であることを思い出させるデータイーストの方法である。それほど助けになってない?
このマシンは故障を示すようには見えない。しかし、プレイ中に何か破局が起こると、ゲームは通常動かなくなり、ティルトにするか電源を切るまで "BALL STUCK--CALL SERVICEPERSON" というようなものが表示される。
今のところ、私を含めて、このマシンについて良く知っている人はいない。誰か情報を持っていませんか?